考えすぎてしまって、心が休まらない
SNSやスマホで情報を見すぎて疲れてしまう
気づけば1日が「やること」に追われて終わっている
“今この瞬間”をゆっくり味わう余裕がない
このブログ「Pause(ポーズ)」には、“立ち止まって、今この瞬間の呼吸に気づく”という意味を込めています。
いつも思考が忙しくなりがちな私たちにこそ、ふと立ち止まって「今ここ」に戻る時間が必要です。
ヨガ哲学をヒントに、日々の暮らしにやさしいPauseをつくるヒントをお届けします。
目次
いつも「頭の中が忙しい」と感じてしまうあなたへ
心が休まらないのは「思考の渋滞」が原因かも
何もしていないのに、頭の中だけはずっと忙しい。
そんな感覚、ありませんか?
「次の予定は…」「あの仕事まだだった」「返信もしなきゃ」――
思考があふれ出して、止まることを知らない。まるで、交差点にたくさんの車が詰まって、進めなくなってしまう“思考の渋滞”のようです。
これでは心も体も、ずっと緊張したまま。
リラックスしたくても、うまく“オフ”に切り替えられないのは、そのせいかもしれません。
スマホ・SNS・仕事…情報の波にのまれていない?
スマホでニュースを見て、SNSで誰かの投稿に反応して、メールに返信して――。
現代の私たちは、1日の中で膨大な情報にさらされています。
知らず知らずのうちに、自分の感情よりも“外の声”を優先してしまうことも。
結果、心の声が置き去りになってしまい、どこか落ち着かない毎日が続いてしまいます。
「考えすぎるクセ」が疲れをつくっている
過去のこと、未来のこと、「もしこうだったら…」という想像。
思考はいつも、“今ここ”から離れた場所にあります。
本当は休んでいいはずの時間も、頭の中はずっと何かを考えていて、心が休まらない。
私もよく、ベッドに入ってから
「今日、あの時もっと上手く言えばよかったな」とか、
「明日あれを忘れずにやらなきゃ」なんて、
思考のループにはまってしまい、なかなか寝つけない日がありました。
一見“何もしていない時間”のはずなのに、心の中はずっとフル稼働している。
考えすぎるクセは、じわじわと私たちを疲れさせてしまうんだな、と実感した瞬間でした。
だからこそ、思考を止めようと無理に頑張るのではなく、そっと“今”に意識を戻すことが大切なんだと思います。
特にヨガをしている時間は、自分の体と心の“今”を見つめる大切な時間。
「今日はこのポーズ、すごく気持ちいいな」
「今日はちょっと辛いな、足が張ってるかも」
そんなふうに、“今この瞬間”の自分とつながれる時間になりました。
ヨガ哲学に学ぶ、“今ここ”に戻るということ
「今を生きる」というシンプルで深い言葉
ヨガ哲学の教えの中に、こんな言葉があります。
「ヨガとは、思考の波を静めること。」
これは、ただ“何も考えない”という意味ではありません。
思考に飲み込まれるのではなく、ただ今この瞬間に意識を向けて、心の波を静かに見つめるということ。
「今を生きる」という言葉が、こんなにもシンプルで深い理由が、ここにあります。
思考を手放す=逃げることではない
「考えるのをやめるなんて、ただの逃げじゃないの?」
そう思っていた時期もありました。
でもヨガに出会ってから、そうじゃないことに気づきました。
思考を手放すことは、ただ「今」に戻ること。疲れた心にそっと寄り添い、余白をつくること。
それは、決して弱さではなく、自分を大切にする強さです。
ヨガ哲学が教えてくれた「本当の自分とのつながり」
思考を静め、“今ここ”を感じるとき。
私たちはようやく、本来の自分とつながることができます。
ヨガ哲学は、そんな時間を日々の暮らしの中でも育めるよう、やさしく背中を押してくれる存在です。
忙しい頭をリセットする、やさしい習慣たち
白湯を飲む、5分の呼吸…“Pause”をつくる小さな習慣
朝起きて白湯を飲む。
深く、静かに呼吸する時間を5分とる。
そんな小さなことでも、「今ここ」に意識を戻すきっかけになります。
Pause(ポーズ)とは、ただ止まること。
慌ただしい日常の中に、ひと呼吸の余白をつくること。
それだけで、心の中のノイズが少し静かになっていくのを感じられるかもしれません。
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ジャーナリングで思考の整理を
ジャーナリングとは、ノートにその時感じていることや考えていることを、思いのまま書き出す習慣のこと。
書き方にルールはなく、「何を書けばいいか分からない」という時は、ただ頭に浮かんできた言葉をそのまま綴るだけでもOKです。
実際にやってみると、「あれ?こんなことを気にしてたんだ」「本当は、こう思っていたのかも」と、自分の本音や感情にふっと気づく瞬間が訪れます。
ノートに書き出すだけで、頭の中の渋滞がすーっとほどけていくような感覚。
「何が心に引っかかっていたのか」「今、本当に感じていることは何か」――
ジャーナリングは、そんな気づきをくれる、シンプルで力強いセルフケア習慣です。
忙しい毎日のなかでも、5分でもいいからノートを開いて“今の自分”と向き合う時間を持つことで、思考も、心も、少しずつ整っていくはずです。
歩く瞑想・ヨガニードラなど、実践しやすいヨガ的セルフケア
「ヨガ」と聞くと、マットの上でポーズをとるイメージが強いかもしれません。
でも実は、日常の中で取り入れられる、やさしいヨガのセルフケアもたくさんあります。
たとえば、散歩しながら一歩一歩の感覚と呼吸に意識を向ける「歩く瞑想」。
道ばたの花や風の音に気づくことで、自然と“今ここ”に意識が戻ってくる感覚を味わえます。
また、仰向けになって音声ガイドに身をゆだねる「ヨガニードラ」は、“寝たままできる瞑想”とも言われるほどやさしいプラクティス。
心と体を深くリラックスさせてくれる、とても心強い味方です。
「頑張ってやる」ではなく、「ちょっと心をととのえる」くらいの気持ちでOK。
あなたの暮らしに合うかたちで、無理なく、心地よく取り入れてみてくださいね。
「ととのえる時間」は、自分を大切にする第一歩
頑張らない生き方は甘えじゃない
いつも頑張ってしまうあなたに、伝えたい言葉があります。
<いつも頑張ってしまうあなたに、そっと伝えたい言葉があります。 「頑張らない」は、決して甘えなんかじゃありません。 むしろそれは、自分をいたわるための、勇気ある選択。
疲れているのに「まだ大丈夫」と無理を重ねてしまうのは、
きっと、まわりの期待に応えたいとか、自分だけ休むのは申し訳ない…そんな思いがあるからですよね。
でも、自分を犠牲にした頑張りは、いつか心と体をすり減らしてしまいます。
だからこそ、誰かと比べるのではなく、自分の心と体の声を聞くことが大切。
その一歩が、本当の意味で「自分を大切にする」ことにつながるのだと思います。
Pauseは、そんなやさしい選択を、あなたが自然にできるようにそっと寄り添いたい――そんな想いを込めてつくっています。
まとめ|思考を止めようとしなくていい。意識を“今”に戻そう
心が軽くなるきっかけを、暮らしの中に
思考を止めようと、無理に頑張らなくても大丈夫。
まずは、意識を「今」に戻すことから、そっと始めてみませんか?
白湯をゆっくり飲む。
静かに呼吸して、ノートに気持ちを書き出してみる。
そんな小さな行動が、いつのまにか、心の中のモヤモヤをやさしくほどいてくれることがあります。
小さなPauseで、忙しい毎日をしなやかに整えていこう
毎日の暮らしの中に、小さなPause(ポーズ)=立ち止まって自分を見つめる時間を。
それは、頑張りすぎずに生きるための、しなやかで心強い土台になってくれます。
今日も一日、ほんとうによく頑張りました。
どうか、あなたのやさしい時間を、忘れずにいてくださいね。