心と体を癒すセルフケア

五月病で眠れない夜に。ヨガとアーユルヴェーダでととのえる、やさしい夜の習慣

最近なんだか眠れない、寝つきが悪い、夜中に目が覚める
春から新しい環境でがんばりすぎたと感じることがある
朝起きてもスッキリせず、1日中ぼんやりしている
休日はだらだらしてしまい、逆に疲れがたまる気がする
自分をいたわる時間がないと感じながらも、どう整えていいかわからない

Nakacy(なかしー)@Pause主宰
Nakacy(なかしー)@Pause主宰
このブログ「Pause(ポーズ)」には、“立ち止まって、今この瞬間の呼吸に気づく”という意味を込めています。
いつも思考が忙しくなりがちな私たちにこそ、ふと立ち止まって「今ここ」に戻る時間が必要です。

ヨガ哲学やアーユルヴェーダの知恵をヒントに、がんばる毎日のなかに、小さなやさしさを。
そんな想いを込めてお届けします。

春から初夏への変化に、心と体がついていけないと感じたら

5月って、風も気持ちいいし、お天気もいいはずなのに……なんだかモヤモヤして、眠れない夜が続いてる
そんなふうに感じているなら、それは季節の変わり目に起きる自然な反応かもしれません。

「環境が大きく変わったわけじゃないのに、なんかしんどい」「夜になるとスマホを見ながら、焦りや不安がグルグル……」——
これ、もしかしたら“五月病”のサインです。

私もまさにそうでした。眠れない日が続いていたときに出会ったのが、ヨガとアーユルヴェーダ
ちょっとしたセルフケアを取り入れることで、気づいたら呼吸がラクになり、ぐっすり眠れる日が増えていったんです。

今回はそんな私の体験もまじえながら、やさしく自分をととのえる夜の過ごし方をご紹介します。

季節の変わり目に感じやすい不調は、アーユルヴェーダでもしっかりケアできます。ヴァータを整えるセルフケアを紹介しています。
👉 季節の変わり目に“ふわふわ・だるい・やる気が出ない”あなたへ|アーユルヴェーダで整えるセルフケア習慣

五月病と「眠れない夜」の関係とは?

「五月病」って聞くと、入社したばかりの人がなるもの?と思いがちですが、実はそれだけじゃありません。

この時期は、春から初夏にかけての気温差や気圧の変化が大きくて、体が無意識にがんばり続けているんです。
そのせいで自律神経のバランスが乱れやすく、特に夜になると「頭が冴えて眠れない」「考えが止まらない」ってことが起きやすくなります。

私自身、リモートワークで日中は座りっぱなしなのに、夜になるとスマホを見ながら頭がフル回転。
眠いはずなのに眠れない……そんな夜が続いて、「これって五月病?」と気づきました。

そんなときは、無理に寝ようとせず、自分をやさしくととのえることが一番の近道なんです。

気持ちが追いつかないときに整えるヒントは、ヨガ・ピラティスにもあります。心と体のつながりに気づける記事です。
👉 五月病の乗り越え方|心と体をやさしく整えるヨガ・ピラティス・アーユルヴェーダ習慣

ヨガで整える:自律神経をやさしく整える夜のポーズ

眠れない夜におすすめなのが、ゆっくり呼吸しながら体をゆるめるヨガ
ベッドの上でもできる簡単なポーズでOKです。

とくに私のお気に入りは、

仰向けの合せきのポーズ(スプタ・バッダ・コーナ・アーサナ)

赤ちゃんのポーズ(バラーサナ)

どちらも、副交感神経を優位にして、心身をリラックスさせてくれるポーズ
ゆっくり息を吐きながら、「今日もよくがんばったね」と自分に声をかけてあげてください。

寝る前の5分でもいいので、体と心に“おつかれさま”の時間をつくってあげましょう。

ヨガやピラティスを始めたいけど不安…という方に。自宅で安心して始められるやさしい方法をまとめています。 👉 初心者さんにおすすめ!ヨガ・ピラティスのやさしい始め方ガイド

アーユルヴェーダで整える:深く眠るための夜の習慣

アーユルヴェーダの考えでは、「眠れない」夜は“ヴァータ(風のエネルギー)”が乱れているサインかもしれません。

このヴァータが増えすぎると、
思考が止まらない・不安が募る・手足が冷えるといった心や体の不調が出やすくなると言われています。

そんなときは、“あたためて、ゆるめる”やさしい夜のケアを取り入れてみてください。

たとえば…

  • あたたかいごま油でのセルフマッサージ(アビヤンガ)
  • 寝る前に飲む、ギー入りホットミルク白湯
  • 間接照明で過ごす、静かな夜のひととき

これだけでも、ヴァータを鎮めてくれる「夜のリチュアル」になります。

私自身、照明を変えるだけで「眠れない夜」がぐっと減ったと実感しています。
明るい天井照明は仕事のときだけにして、夜はスタンドライトと間接照明だけ。部屋がほんのり暗くなると、それだけで呼吸も落ち着く気がします。

もし、ベッドに入ったのにいろいろ考えて眠れない夜があれば、
私は一度ベッドから出て、薄暗い明かりの中でゆっくり白湯を飲みます。
人は、体温がゆっくり下がるときに自然と眠くなると言われていて、白湯で身体を温めると、自然とぽーっとしてきて…。
気づけばウトウト、ベッドに戻るとそのまま眠れることが多いんです。

ちょっとした工夫やセルフケアでも、心地よい眠りに導いてくれるはず。
がんばりすぎた日こそ、自分にやさしい時間をあげてくださいね。

朝から夜まで、自分を整えるアーユルヴェーダの取り入れ方を紹介。心地よい一日をつくるヒントになります。
👉 心と体を整える私のアーユルヴェーダ習慣♪朝ヨガから夜のリラックスまで

日常に取り入れたい、やさしい“Pause”のつくりかた

Pause(ポーズ)は、「がんばりすぎた私に、やさしさをあげる時間」
だからこそ、完璧じゃなくていいんです。

「今日は呼吸だけ意識してみよう」
「足をマッサージしてから寝よう」
そんなふうに、1日の終わりに“ひとつだけ”できそうなことを選ぶことが、心の余白につながります。

ヨガもアーユルヴェーダも、難しいことじゃありません。
「自分の今の状態に気づいて、ととのえる」——それがいちばん大切なこと。

夜の習慣に、小さなPauseをひとつ加えてみませんか?

「Pause」というコンセプトに込めた想いと、日常に取り入れる整えるヒントを紹介しています。
👉 ヨガ・ピラティスでがんばりすぎる私を整える「Pause(ポーズ)」という場所にこめた想い

まとめ|眠れない夜こそ、自分をやさしくととのえる時間を

眠れない夜が続くと、「どうして私だけ?」と不安になったり、イライラしたりしますよね。
でもそれは、あなたの体と心が「ちょっと休ませて」ってサインを出してるだけ

ヨガやアーユルヴェーダには、そんな不調を受け止めて、そっとやわらげる知恵があります。

今日の夜、たった5分でも、Pauseな時間をとってみてください。
呼吸を感じるだけでも、あたたかいミルクを飲むだけでもOK。
それが、「自分にやさしくする」ことの第一歩になります。

あなたの夜が、少しでも穏やかになりますように。

Pause式・わたしを整える7日間セルフケア for ヴァータ

季節の変わり目に心や体がゆらぐことが多々あった私…。そんなとき、自分にやさしく向き合う時間がとても大切だと感じました。

Pauseでは、そんな「わたしを整える」ための7日間セルフケアを、アーユルヴェーダとヨガの視点からまとめたnote有料記事をつくりました。

🌿《Pause式・わたしを整える7日間セルフケア for ヴァータ》
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※無料パートも用意しているのでぜひ覗いてみてくださいね♪

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