暮らしに活かすアーユルヴェーダ

季節の変わり目に“ふわふわ・だるい・やる気が出ない”あなたへ|アーユルヴェーダで整えるセルフケア習慣

季節の変わり目になると、なんとなく体が重く感じる
ふわふわした感覚や、めまい・倦怠感に悩まされる
寝ても疲れがとれず、朝からエンジンがかからない
「やらなきゃ」が頭を占めていて、気づけば呼吸が浅い
ちゃんと休んでいるはずなのに、心が落ち着かない

Nakacy(なかしー)@Pause主宰
Nakacy(なかしー)@Pause主宰
このブログ「Pause(ポーズ)」には、“立ち止まって、今この瞬間の呼吸に気づく”という意味を込めています。
いつも思考が忙しくなりがちな私たちにこそ、ふと立ち止まって「今ここ」に戻る時間が必要です。

ヨガ哲学やアーユルヴェーダの知恵をヒントに、がんばる毎日のなかに、小さなやさしさを。
そんな想いを込めてお届けします。

アーユルヴェーダでは、季節と体調のゆらぎに“ドーシャ”が関係しています

季節が変わるたび、なんとなく感じる不調。
「体が重い」「ぼーっとする」「気持ちが沈みやすい」——そう感じるのは、あなただけではありません。

アーユルヴェーダでは、私たちの心と体は「ドーシャ」と呼ばれる3つのエネルギーで構成されていると考えられています。
ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)の3つのバランスが整っていると健康な状態。
けれど、季節の変わり目には自然界の変化に引っ張られて、特に
ヴァータ(風のエネルギー)が乱れやすくなります。

ヴァータが乱れると、こんなサインが現れます:

  • めまいやふわふわした感覚

  • 集中力が続かない

  • 不安や落ち込みがちになる

  • 冷えや乾燥、便秘などの身体のトラブル

もし心当たりがあったら、まずは「疲れてるんだな」とやさしく受け止めてみてください。
それが、自分を整える第一歩です。

アーユルヴェーダをもっと知りたい方におすすめの記事です。
👉 心と体を整える私のアーユルヴェーダ習慣♪朝ヨガから夜のリラックスまで

「がんばらない」が正解。季節の変わり目に取り入れたいセルフケア習慣

Pauseが提案するのは、「足す(たす)ケア」ではなく、「減らすケア」。
がんばらずに、自然なリズムに戻していくセルフケアです。
以下の3つを、日々の中にそっと取り入れてみてください。

✔ 朝の白湯で体を目覚めさせる

朝起きてすぐ、コップ1杯の白湯をゆっくり飲む。
それだけで、内臓がゆるやかに目覚め、冷えや便秘の改善にもつながります。
特にヴァータが乱れているときは、あたたかいものを取り入れることが大切です。

レンジで簡単白湯の作り方
私は毎朝、マグカップに水を注いで、1〜2分レンジでチンをして簡単白湯を作っています。

🛒おすすめ白湯用ボトル:[KINTO トラベルタンブラー]

寒い日には白湯に少しだけジンジャーパウダーを入れるのもおすすめです◎あったまりますよ♪

✔ 消化にやさしい温かい食事を

「季節の野菜でつくるスープ」など、体を温め、胃腸に負担をかけないものを選びましょう。
アーユルヴェーダでは、“消化力(アグニ)”が健康の要と考えられています。
冷たいもの・生ものは控えめにして、「ほっ」とする食事を。

✔ 22時までに寝て、ヴァータのリズムを整える

夜は22時以降、ヴァータの時間帯に入ります。
その前に眠ることで、乱れやすい神経の働きをリセットできます。
眠る前はスマホを手放して、キャンドルやアロマの香りで静かな時間を過ごすのもおすすめです。

🛒エッセンシャルオイル:[生活の木 ブレイクタイム]:やさしい香りのアロマオイル

季節の変わり目にぴったりな心と体をリセットする方法を紹介しています。
👉 頑張らない生き方って、甘えじゃない。ヨガで知った“自分を大切にする”ということ

5分でもOK。やさしい動きで「ふわふわ」をリセットするヨガ・ピラティス

毎日忙しいと、なかなか運動まで手が回らないもの。
でも、ほんの5分でも“やさしい動き”を取り入れることで、体と心の滞りがすっとほどけていきます。

🌿 チャイルドポーズ+呼吸を感じる

両ひざを曲げてお尻をかかとにのせ、前に体を倒しておでこを床へ。
背中を丸めながら、深くゆっくり息を吸って、吐いて。
このポーズは、自律神経を整える効果があり、心の緊張をゆるめてくれます。

🌙 仰向けの腹式呼吸+足上げ

仰向けに寝て、両足を壁に立てかけるように上げ、両手はお腹に。
鼻から吸って、お腹がふくらむのを感じて、ゆっくり吐く。
5分もすれば、心拍が落ち着き、眠りもスムーズになります。

完璧にやろうとしなくて大丈夫。
「今日はこれだけでいい」と思えることが、長く続けるコツです。

簡単なヨガ・ピラティスで心身をリフレッシュできる方法を紹介しています。
👉 初心者さんにおすすめ!ヨガ・ピラティスのやさしい始め方ガイド

自分を大切にするって、こういうことかもしれない

心や体がゆらぐと、「なんでちゃんとできないんだろう」と責めてしまいがち。
でもそれって、本当は“変化にちゃんと反応している証拠”なんです。
アーユルヴェーダでも、自然界と私たちはひとつの流れの中にあるとされています。

忙しい毎日の中で、5分だけでも立ち止まり、深呼吸してみる。
ただそれだけで、あなたの中にある“本来のリズム”が、少しずつ戻ってきます。

忙しい日常でも自分を大切にする方法について考える記事です。
👉 忙しい日常で見失いがちな『自分を大切にする時間』

季節とともに、やさしく変わる私になるために

季節の変わり目に感じる「ふわふわ」「だるさ」「やる気が出ない」…
それは、あなたがちゃんと“季節に反応できている”というサイン。

そのサインを無視せずに、やさしくケアしてあげること。
それが、アーユルヴェーダが教えてくれる「自分を大切にする暮らし」です。

✔ 朝は白湯で内側からぽかぽかに
✔ 食事は消化にやさしい、あたたかいものを
✔ 夜はスマホをおやすみして、早めに眠る
✔ 5分のヨガや呼吸で、心と体にやさしく戻る
✔ そして何より、「がんばらなくていいよ」と自分をゆるすこと

Pauseは、がんばる私たちが「ほっと一息つく場所」。
今日もあなたが、ほんの少しでもやさしく自分に戻れますように。

Pause式・わたしを整える7日間セルフケア for ヴァータ

季節の変わり目に心や体がゆらぐことが多々あった私…。そんなとき、自分にやさしく向き合う時間がとても大切だと感じました。

Pauseでは、そんな「わたしを整える」ための7日間セルフケアを、アーユルヴェーダとヨガの視点からまとめたnote有料記事をつくりました。

🌿《Pause式・わたしを整える7日間セルフケア for ヴァータ》
note有料記事はこちら
※無料パートも用意しているのでぜひ覗いてみてくださいね♪

7日間、自分の心と体を見つめして、大切に労ってあげる時間を自分自身にプレゼントしてみませんか?