心と体を癒すセルフケア

内蔵型冷え性の原因と改善法|汗かきや冷えのぼせにも効く漢方対策

手足は温かいのにお腹だけ冷えてしまう人
汗かき体質なのに下半身や内臓が冷える人
冷えのぼせで顔や上半身に汗をかきやすい人
胃腸の不調や生理痛に悩んでいる人
冷え性改善に漢方を取り入れたい人

Nakacy(なかしー)@Pause主宰
Nakacy(なかしー)@Pause主宰
こんにちは!ブログ「pause(ポーズ)」を運営しているNakacy(なかしー)です🌿
「pause(ポーズ)」には、“立ち止まって呼吸をする”という意味を込めています。
この記事では、内蔵型冷え性の特徴や原因、汗かきや冷えのぼせとの関係、改善策、そして漢方の活用法までを分かりやすく解説します。
初心者さんにおすすめ!ヨガ・ピラティスのやさしい始め方ガイド「ヨガやピラティスを始めたいけど、何から始めればいいかわからない…」そんな初心者の方に向けて、自宅で無理なく始められるヨガ・ピラティスのやさしい始め方を紹介します。​忙しい毎日でも心と体を整えるヒントが満載です。...
アーユルヴェーダで生活リズムを整える♪朝ヨガから夜のリラックスまで私の習慣アーユルヴェーダで生活リズムを整えるための知恵を取り入れた生活習慣で、心と体のバランスを整えましょう。朝のヨガ、バランスの取れた食事、夜のリラックスタイムなど、日常に簡単に取り入れられる方法をご紹介します。...

内蔵型冷え性とは?

内蔵型冷え性とは、手足は温かいのにお腹や腰回りなどの深部(内臓)が冷えている状態を指します。一般的な冷え性が手足の末端の冷えを主症状とするのに対し、内蔵型冷え性は外見からはわかりにくく、胃腸不調や生理痛、倦怠感など内臓機能の不調を招きやすいのが特徴です。

Nakacy(なかしー)@Pause主宰
Nakacy(なかしー)@Pause主宰
私は子供の時から内蔵型冷え性で、クーラーがすごく効いているところ(電車とか)に暖かい場所から行くと、お腹が冷えて痛くなり下してしまいます。

手足が温かいのにお腹が冷える理由

自律神経の乱れや血行不良により、熱が体内に十分に巡らず内臓の温度が下がると、表面(手足)には熱が残りやすく見かけ上は温かく感じる一方で、深部(内臓)は冷えて機能低下を起こしやすくなります。

Nakacy(なかしー)@Pause主宰
Nakacy(なかしー)@Pause主宰
体は暖かく汗をかいているのに、お腹だけ冷たいことがよくあります!
仕事のストレスで頭がぼーっとする時に。ヨガ・ピラティス・アーユルヴェーダで整えるセルフケア習慣「仕事のストレスで頭がぼーっと…」そんなときに、自分をやさしくととのえるセルフケアを紹介します。ヨガ・ピラティス・アーユルヴェーダの力で、心と体をリセットしてあげましょう。 ...
頭の中が忙しいと感じたら|ヨガ哲学で“今ここ”に戻るやさしい習慣「頭の中が忙しい」「考えすぎて疲れる」と感じたら、ヨガ哲学を取り入れた“今ここ”に戻る習慣を。スマホやSNSで疲れた心を、自宅で整えるセルフケア方法やおすすめアイテムとともに紹介します。...

末端冷え性との違い

末端冷え性は手足の冷たさが直接的な症状です。内蔵型冷え性はお腹の冷えが中心で、便秘・下痢・胃もたれ・生理痛など内臓に関連する不調を訴えるケースが多くなります。

【家でできるピラティス】初心者向け|痩せる&姿勢改善に効果的な動画5選「ピラティスを始めてみたいけど、何から手をつけたらいいかわからない…」そんな初心者さんに向けて、自宅で気軽に取り組めるおすすめの無料ピラティス動画をまとめました。朝・夜・目的別に選べるやさしいレッスンで、心と体をやさしく整える時間を始めてみませんか?...
在宅ワークの疲れに|椅子に座ったままできるピラティス5分在宅ワークでの疲れを感じていませんか?椅子に座ったままできる5分間のピラティスで、肩こりや腰痛を解消し、集中力を高めましょう。初心者でも簡単に始められるエクササイズをご紹介します。...
【初心者向け】自宅ヨガの始め方|おすすめYouTube&ヨガマットも紹介自宅でヨガを始めたい初心者さん向けに、必要な準備・続け方のコツ・おすすめのYouTubeチャンネルやヨガマットを紹介。忙しくても、毎日の暮らしに「整う」時間を取り入れてみませんか?...

汗かきなのに冷える?それ内蔵型冷え性かも

顔や上半身は汗をかくのにお腹は冷たい」――この矛盾した状態は内蔵型冷え性に特徴的な「冷えのぼせ」です。内臓が冷えると、体はバランスを取ろうとして局所的に熱がこもり、顔や首など上半身から多量の汗が出ることがあります。

とにかく疲れた時やること7選|何もしたくない…と感じた時の優しい整え習慣最近なんとなく疲れている、やる気が出ない…。そんな時に、自分を責めずに「整える」ための小さな習慣を紹介します。心と体にやさしいヨガ・アーユルヴェーダ・癒しのアイデアを、忙しい女性に向けてお届け。...
何もしたくない夜に。心がふっと軽くなる、夜のリラックス習慣 毎日パソコンに向かって肩がガチガチ 仕事でのストレスを感じる 気づくと浅い呼吸で、疲れが抜けない なんでもないのに涙が出る日が...
頑張らない生き方って、甘えじゃない。ヨガで知った“自分を大切にする”ということ 仕事で毎日忙しく、「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでしまう人 頑張りすぎて疲れているけれど、うまく休むことができない人 「頑...
忙しい日常で見失いがちな『自分を大切にする時間』頑張りすぎる毎日に、“立ち止まる時間”を。ヨガや白湯、アロマなど、家でできるセルフケアで「自分を大切にする暮らし」を始めてみませんか? 忙しい女性のための整える習慣をご紹介。 ...

冷えのぼせの仕組み

深部の冷えにより血流が偏り、熱が上半身へ逃げやすくなるため、上の方は熱感や発汗が強く、下半身や内臓は冷えたままの状態が続きます。

放置すると起こる不調

  • 慢性的な胃腸不調(便秘・下痢・消化不良)
  • 疲れやすさ、免疫力低下
  • 婦人科系のトラブル(生理痛・月経不順など)

内蔵型冷え性の原因と改善策

内蔵型冷え性の原因は多岐にわたりますが、主に生活習慣と体質の両面が関係します。ここでは原因とすぐに取り入れられる改善法をまとめます。

主な原因

  • 冷たい飲食物の常習(冷たい飲み物・生野菜の多用)
  • 運動不足による血行不良
  • 長時間のデスクワークや同じ姿勢
  • エアコンなど環境による冷え
  • 自律神経の乱れ(ストレスや不規則な生活)

食事・生活でできる改善法

  • 温かい食事と飲み物を意識する(白湯、生姜、根菜類、温かい汁物など)
  • 腹巻きやホッカイロでお腹を温める習慣をつける
  • 就寝前のぬるめの入浴で深部体温を上げる
  • 軽い有酸素運動やストレッチで血流を促す(通勤で歩く、簡単な筋トレ)
  • 冷房対策としてひざ掛けやレイヤードを活用する
  • 睡眠・食事時間を整え自律神経を安定させる
冷え性対策!体質から改善するアーユルヴェーダの温活「食べ物・飲み物」“めぐるからだ”を育てるガイド手足の冷え・お腹の冷え・朝のだるさ。冷房やストレスで巡りが滞りがちな現代女性に向けて、アーユルヴェーダの知恵を活かした冷え性改善法を詳しく解説します。食事・運動・生活習慣を整えて、あたたかく心地よい日常へ。...
季節の変わり目に“ふわふわ・だるい・やる気が出ない”あなたへ|アーユルヴェーダで整えるセルフケア習慣季節の変わり目に感じる「なんとなく不調」。ふわふわ・だるい・やる気が出ない…そんなときに、アーユルヴェーダのドーシャバランスを整えるセルフケア習慣を。ヨガやピラティスのやさしい動きも紹介。 ...
つらい梅雨の倦怠感に。体調不良の原因とアーユルヴェーダ的セルフケア対策&食事法梅雨のだるさや不調にお悩みですか?本記事では、アーユルヴェーダの視点から梅雨時期に乱れやすい「カパ」の整え方や、実践しやすい食事・生活習慣の整え方を詳しくご紹介します。心と身体を軽やかに保つヒントが満載です。...

内蔵型冷え性には漢方もおすすめ

漢方は症状だけでなく体全体のバランスを見て処方するため、深部の冷えと発汗(のぼせ)が混在する場合に適しています。自己判断は避け、専門家に相談するのが安心です。

漢方での考え方

漢方では「陽気不足」「血の巡りの悪さ(瘀血)」「水分代謝の乱れ(水滞)」などの概念で体質を説明します。内臓の冷えと汗かき(冷えのぼせ)が同時にある場合は、温めつつ巡らせる処方が選ばれます。

内蔵型冷え性に使われる代表的な漢方薬(例)

※上記はあくまで一般的な例です。漢方は個々の体質・症状・舌脈診などを踏まえて処方が決まるため、服用前に漢方医・薬剤師へ相談してください。

内蔵型冷え性と汗かき体質を同時に整える生活習慣

内蔵型冷え性と汗かき(冷えのぼせ)は両方を同時に整えるアプローチが重要です。短期的な“温め”と、長期的な“体質改善”を組み合わせましょう。

日常で取り入れたい温活習慣

  • 朝の白湯で内臓を温める
  • 生姜湯や温かいスープを食事に取り入れる
  • 腹巻き・温熱パッドでお腹を常に保温
  • 冷房下では腰まきやひざ掛けを使用する

体質改善のためのセルフケア(長期)

  • 週に数回の有酸素運動+筋トレで基礎代謝を向上
  • ヨガや深呼吸で自律神経を整える
  • 漢方を専門家と相談しながら数か月単位で継続
  • 睡眠・食事リズムを整えストレスを軽減する
【初心者向け】ストレス解消!自分にやさしくなるヨガ・ピラティスの始め方 毎日パソコンに向かって肩がガチガチ 仕事でのストレスを感じる 気づくと浅い呼吸で、疲れが抜けない なんでもないのに涙が出る日が...
「朝ピラティス」で心も体もリセット|1日を気持ちよく始める習慣朝ピラティスで1日を気持ちよくスタートしてみませんか?初心者さんにもやさしい動きで、体も心もゆるやかに目覚める時間に。自宅でできるおすすめ動画や続けるコツもご紹介します。...
ヨガ・ピラティス・アーユルヴェーダでがんばりすぎる私を整える「Pause(ポーズ)」という場所にこめた想いがんばりすぎたわたしに、整えるというやさしさを。 こんにちは!Nakacy(なかしー)です。ブログ「Pause(ポーズ)」へようこそ。...

まとめ:内蔵型冷え性は「温め+巡らせる」習慣で根本改善を目指そう

内蔵型冷え性は表面的な温かさと深部の冷えが同居するため、気づかれにくく、放置すると胃腸不良や疲労感、婦人科系トラブルにつながることがあります。
改善の要点は、
内臓を温める(食事・入浴・保温)
血流や代謝を上げて巡らせる(運動・ストレッチ)
自律神経を整える(睡眠・リズム・呼吸)
という3つを組み合わせることです。
漢方は体質に合わせた選択肢として有効ですが、必ず専門家に相談して自分に合った処方を受けてください。

まずは今日から白湯やお腹の保温、短時間でも体を動かすことから始めてみましょう。数週間〜数か月の継続で、冷えと汗かきのバランスが整ってきます。

Pause式・わたしを整える7日間セルフケア for ヴァータ

季節の変わり目に心や体がゆらぐことが多々あった私…。そんなとき、自分にやさしく向き合う時間がとても大切だと感じました。

Pauseでは、そんな「わたしを整える」ための7日間セルフケアを、アーユルヴェーダとヨガの視点からまとめたnote有料記事をつくりました。

🌿《Pause式・わたしを整える7日間セルフケア for ヴァータ》
note有料記事はこちら
※無料パートも用意しているのでぜひ覗いてみてくださいね♪

7日間、自分の心と体を見つめして、大切に労ってあげる時間を自分自身にプレゼントしてみませんか?