うまく休めないと感じている人
「頑張らない生き方」を実践するのに少し不安がある人
心と体をととのえる時間を持ちたいと思っている人
自分をいたわる暮らしを始めたいと感じている人
毎日忙しくて頑張りすぎちゃう働くあなたに、ふと出会った緑いっぱいの景色の中で立ち止まって深く深呼吸をする時間になれば嬉しいです♪
目次
忙しい日常で見失いがちな『自分を大切にする時間』
「ちゃんとしなきゃ」が口ぐせになっていませんか?
毎日仕事や人付き合いに追われて、「ちゃんとしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と無意識に自分を追い込んでいませんか?
私自身、かつては「頑張ることが正解」だと思い込んでいて、心や体が疲れているサインに気づいても見て見ぬふりをしていました。
ヨガを始めて8ヶ月がたったころ、ふと思ったんです。
「あれ?私、すごく笑顔が増えたな」って。
忙しく仕事をこなして、お昼休みさえパソコンに向かって作業しながらカップラーメンをすすっていた頃には、こんなふうにテレビを見ながら大声で笑うことなんて、そういえばなかったな…。
自分を大切にできるようになった今だからこそ、思うんです。
あの頃の私は、「疲れ」とか「ストレス」とか、ちゃんと気づいてあげられていなかったなって。
今のあなたはどうでしょう?
何よりも大切な“あなた自身”の変化に、いちばんに気づいてあげられていますか?
「頑張らない生き方」は、甘えじゃない
力を抜くことは、自分を守るための選択
「頑張らない」というと、サボっているように感じるかもしれません。
でも、本当は違います。
「今日はちょっと余裕がないな」「これ以上やると疲れそうだな」と感じたときに、ちゃんと立ち止まってあげること。それは自分を守る、優しい選択です。
無理をしないで、自分のペースを大切にすること。
それこそが、自分を大切にする生き方の第一歩だと私は思います。
「他人と比べない」で、自分の心に耳をすませる
SNSやまわりの人を見て、「あの人はあんなに頑張っているのに、私は…」と落ち込んでしまうことってありませんか?
でも、比べる相手は、他人ではなく“昨日の自分”でいいんです。
「今日の私は、昨日よりちょっとだけ優しくできたかな?」
そんなふうに、自分に問いかける習慣ができると、心がふっと軽くなります。
私は、身近な人のSNSをあまり見ないようにしています。
それは、キラキラした投稿に心をかき乱されたくないから。
誰にだって、「とびっきりの日」や「特別な瞬間」はあります。
でもそれって、毎日じゃないですよね?
SNSに並んでいるのは、その人の“ベストショット”の集まり。
それなのに、見ているとまるでそれが日常のすべてみたいに思えてしまうことがあるんです。
すると、
「私って幸せじゃないのかも…」
なんて、今すでに感じているはずの幸せが見えなくなってしまうことも。
もちろん、SNSの中には勇気をくれたり、ホッと癒される投稿もあります。
見るのは、そういうものだけでじゅうぶん。
キラキラ輝いているあの子の「とびっきりの日」は、
実際に会ったときに、話で聞ければそれでいい。
わざわざ自分から「私なんて…」って感じる材料を集めなくていいんです。
ヨガが教えてくれた「今の自分を感じる時間」
うまくできなくても大丈夫。大切なのは“気づく”こと
ヨガを始めたばかりの頃は、
「きれいなポーズをとらなきゃ」
「もっと体を柔らかくしなきゃ」
そんなふうに、形や上達ばかりを気にしていました。
だけど今は、「しなきゃ」「やらなきゃ」よりも
「してみたい!」という気持ちを大切にするようになりました。
ヨガは、ポーズの完成を目指すものではなく、
“今ここ”の自分にやさしく目を向ける時間。
「やらなきゃ」「しなきゃ」は、ヨガには必要ないんです。
でも真面目な私は、当時スタジオで
「ここにいる誰よりも美しく!!」なんて、
鼻息ふんふんで頑張っていた時期もありました(笑)。
そんな私でしたが、続けるうちに少しずつ心と体が整ってきて、
ふと気づいたんです。
「前より体が柔らかくなったかも」
「今日はこのポーズ、心地よくとれてる!」
って、“できないこと”じゃなく“できるようになったこと”に目が向くようになったんです。
私たちって、子どもの頃からずっと
「比べる」「競う」ことの中で生きてきましたよね。
特に私は負けず嫌いな性格で、社会に出ると余計に
「もっと成果を出さなきゃ」
「誰よりも早く・正確に!」と、
つい周りと比べてばかりになってしまっていました。
でも本当に大切なのは、他人との比較ではなくて
「昨日の自分と比べて、どんなふうに変化できたか」。
「できなかったことが、少しできるようになった自分」に気づけると、
ヨガの時間がもっとあたたかく、心地よいものになっていきました。
自分を大切にする、小さな習慣
「自分を後回しにしない」って、意外とむずかしい
誰かのため、仕事のために時間を使うのは得意でも、「自分のために時間を使う」ことって、意外と後回しになりがちですよね。
でも、心も体も消耗しきってしまう前に、自分を労わる時間を持つことはとても大切です。
朝・夜の5分でできる、自分をいたわる習慣
忙しい毎日でも、ほんの5分でも「自分を大切にする時間」をつくることはできます。
白湯で、朝の自分を整える
毎朝、白湯を飲むことが私の「自分をいたわる習慣」の始まり。
体がじんわり温まり、胃腸も目覚めていく感覚が心地よくて、今では欠かせない習慣です。
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白湯に少しだけジンジャーパウダーを入れるのもおすすめです◎
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香りの力を借りて、ほっと一息つく
気分がざわざわするときには、アロマを焚いて、照明を少し落として。
呼吸が深まるだけで、頭の中がすーっと静かになっていきます。
ラベンダーやベルガモットのブレンドがおすすめです♪
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自分をいたわる、1週間のセルフケアプラン
毎日忙しいと、「自分をいたわる時間」ってつい後回しにしてしまいますよね。
でも、ほんの5〜10分でも自分と向き合う時間を作るだけで、心と体がじんわり整っていきます。
例えば、一週間でこんな「自分に優しく」するプランを立ててみるのはどうでしょうか?
月曜日:「ゆっくり白湯を飲んで、週のスタートをととのえる」
朝起きたら、白湯をゆっくり飲む。
「今週もよろしくね」と自分に声をかけてみて。
お腹の中から温まって、心もふんわり緩みます。
火曜日:「アロマの香りでリセットする夜」
帰宅後、精油をティッシュやディフューザーに垂らして、部屋の空気を整えて。
おすすめはラベンダーやゼラニウムなど、リラックス系。
水曜日:「夜ヨガで心をととのえる」
寝る前に5〜10分のやさしいヨガを。
「猫のポーズ」「チャイルドポーズ」など、リラックス系のポーズでOK。
木曜日:「お気に入りのカフェでひとり時間」
ランチの後や帰り道に、いつもより少しゆっくりめのひとり時間を。
ノートを持って、自分のことを少し書いてみるのも◎。
金曜日:「バスタイムを“ととのえる時間”に」
ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、1週間の疲れをデトックス。
バスソルトやお気に入りの入浴剤で、特別感をプラス。
土曜日:「スマホを手放して自然に触れる」
スマホを少しだけ手放して、自然に触れる時間を持ってみて。
近くの公園や川沿いを歩くだけでも、心が整います。
日曜日:「“何もしない時間”をつくる」
あえて予定を入れず、ぼーっとする、何もしない時間を。
お気に入りの音楽を流しながら、ただ呼吸を感じるだけでも◎。
今のあなたに伝えたいこと
もし今、心や体がちょっと疲れているなと感じていたら——
どうか、少しだけ立ち止まってみてください。
深呼吸をして、「私は今、がんばりすぎていないかな?」と、自分にやさしく問いかけてみてください。
あなたは、もう十分がんばっているから。
「ちょっと休もうかな」「今日は早く寝ようかな」
そんなふうに、自分を大切にする選択をしてもいいんですよ。
「がんばらない日」を、自分にプレゼントしよう。
「がんばらない生き方」は、自分をいたわる勇気から始まります。
もっとラクに、もっと自分らしく生きていい。
そのためには、まず立ち止まって「今の自分」を受け入れてあげることが大切です。
今日が、あなたにとって少しでもやさしい一日になりますように。
そして、あなた自身にそっと寄り添える時間が、ほんの少しでもありますように。